以下に、パターンメーキングに必要な道具について列挙しておきます。
1.鉛筆と消しゴム カーヴを描くとき、直線定規を巧みに動かしながら鉛筆を沿わせていきます。シャープペンではすぐに先が折れてイライラしてしまいます。紙には2H、布にはHBがいいです。きれいなカーヴ線は一度では描けないので消しゴムは欠かせませんね。紙は白い上質紙を使います。切り込まれて展開された紙は上から清書する必要があり、下が透けて見えない茶色いクラフト紙は不可です。
2.方眼定規 この定規には5ミリの方眼が引かれていて、縫い代をつけるのに大変便利です。慣れてくると鉛筆を使わずに定規にカッターをあてて縫い代を切ることが出来るようになります。この定規の特徴は薄いプラスチックで出来ていて簡単に曲がることです。これによって、衿ぐりや袖ぐりのカーヴ線を計ったり、袖山のカーヴ具合などをチェックすることも出来ます。30センチと50センチを用意します。
3.プッシュピン カッターナイフで切り開いた紙をテープで貼りつけるまで一時的に留めておく役目です。
4.メンディングテープ セロハンテープでは上から鉛筆がのらないので適しません。幅の広いものと狭いものがありますが、私は後者を選び節約しています。
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