5.アームホールから袖が作れる?
またまた、「袖」になりましたが、今回のテーマは、平面から立体を考えるレッスンです。下の写真は、身頃の袖ぐりのユルミをよけておいて、トレーシングペーパーにアームホールを写したところです。これを利用して、袖原型を作ることができます!
このアームホールは、腕の前方向性のため、水平なバストラインに対して少し後ろに傾いた楕円になります。このため、カナメ(要)の位置と呼ばれる前後の腕つけ根、xとyを結んだ線は水平ではなく後ろに下がります。袖ぐり下Oからxyに対して垂直に袖山線を引きます。この線は肩先Pから少し後ろにそれます。右下は、トレースしたアームホールを筒状に置いたところです。どこがどうなると腕の形にふくらむでしょうか。考えてみてください。
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